PAC定期ショスタコプログラム

西宮まで遠征してPAC定期を聴きに行った。3月に聴いて可愛い音のオケだなあと好印象があって、気になるプログラムがあったら行こうと思っていた。ショスタコーヴィチだから行こうと思った。私にとって今積極的に聴きたい作曲家って、ショスタコーヴィチストラヴィンスキーだなあ。結構ロシアの作曲家は好き。あとは、あの人のこれは好きってのはあるんだけど、作曲家単位で、この人ならなんでも聴きたいって思うのはこの2人だったりする。

芸術文化センター管弦楽団第43回定期演奏会
道義のショスタコーヴィチ
日 時 2011年5月22日(日)
開 演 15:00  (開 場 14:15)
会 場 芸術文化センター KOBELCO 大ホール
指揮 井上 道義
ヴァイオリン ボリス・ベルキン
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調
ショスタコーヴィチ交響曲第1番 ヘ短調 op. 10

もうひとつこれに行った理由があって、去年の6月に聴いたボリス・ベルキンを、そのときにはものすごく感心したというわけではなくて、でも何故か12月にニコライ・ズナイダーを聴いたときに思い出して仕方なくて、それがなんなのか知りたくて、もう一度聴ける機会があったら聴こうと思っていた。ニコライ・ズナイダーはもんのすごく満足したけど、正直どんなだったか全く覚えてない。そんくらい夢ごこちで終わってしまったのだ。だから逆があるのか確かめに行こうと思っていた。

という前置きだけ書いて、感想は後日。

追記

それで、逆は無かったですね。ああいう体験の後だから何か変わることを期待してたのに。前半のヴァイオリン協奏曲は、いいんだろうけど、もう一歩のところで火が点かない時間となってしまいました(客観的に、じゃなく、主観的に、私の体験の問題として、ですよ)。

あと、ショスタコ1番で、別にこの曲に馴染んでるわけでも特定の演奏の刷り込みがあるわけでもないんだけど、聴いてて、今のとこは、この2つの楽器の掛け合いにすべきだろー!なってなーい!とか、そういう種類の不満を持ってしまった。指揮者とセンスが合わないのかも。