ROHラインの黄金・・・楽屋訪問

ラインの2回目のレポです。

この日は始まる前にアナセンに頼んで、初めての公演前の楽屋訪問。ステージ衣装を着た状態で記念撮影ってやつ。短時間だけね。ROHのステージドアも何回通り過ぎたことか。サロメのとき以来すっかり覚えられております。ROHの場合、アーティストが訪問者の名前を入り口の人に言付けておいて、そこに名前があるのを確認すると中に入れてもらえるという仕組み。ちなみにDKTは只のノーチェックだったりする。いつもは公演後なので名前だけで通り過ぎるのですが、公演前だとこんなVISITOR証明書をもらいました。

メイクも濃いし、鼻眼鏡のローゲの扮装は何か気取って見えるのですが、ねこヒゲ作って笑うと*1・・・中身はいつものアナセンです。近くで観るとあの衣装はペンキが着いた風に汚れてることが判明。実は前回の公演写真を見るに、この演出のローゲは 中の人に髪があっても禿げ上がりヅラだったので半分覚悟しつつ楽しみにしてたんですが・・・何故か同じ色の髪ながらハゲてない、むしろ豊かなカーリーヘアのヅラに変更。アナセンの地頭がモサモサ過ぎて頭頂部が凸凹したから説を唱えてみます。どんな美男美女であろうととんでもない扮装をさせられるオペラの世界ですが、アナセンは持ち役のせいかこれまで不思議と変な扮装と縁がなく*2 *3、私の知る限りハゲヅラ体験も一度もなく、あの根元がチェストナッツカラーのニュアンスのある金髪は地頭率が高いし、むしろ本人の私服姿や私腹姿が一番トンデモなのではなかろうかと・・・脱線しました。

*1:天然のねこヒゲ標準装備。

*2:ワーグナーはトンデモ演出が多いので不思議。もっともこの人の場合、そのマンガちっくなキャラと体型で「普通の大人」がやったら変な格好になる扮装が普通に見えるだけかもしれない。

*3:その代わりあの体型のせいで、普通の大人の普通の格好が「変な格好」になってしまう罠があるのであった。