勿体無がり屋の日記

ここを読んでいる方は既にお気づきかと思いますが、starboardは極端な勿体無がり屋*1です。先入観が入ると勿体無いからAをする前にはBしておかなきゃと異様に気にします。Borisの予習なんかも、プーシキン読んでアウトプットして、リブレット読んでアウトプットして、音楽聴いてアウトプットして、史実を知って総括して、ってこの通りにやらないと気がすみません。いや理想を言えば、音楽を聴く前にカラムジンも読んどくべきだったとか未だに考えてます。殆ど偏執狂です。どうでもいいですが、私はオペラ聴く度に毎回このパターンをやる気なのでしょうか。動乱期ロシアなんてマイナーな時代だから資料も少なくてなんとかなりましたが、スペイン・ハプスブルク家なんて手を出したら大変なことになると思うのですが。もはや何が目的なのか分かりません。

ええと、方向性が間違っているのは分かっているのですが、たぶん、オペラをきっかけにして封印していた趣味が暴走しているだけだと思います。

今は、感じたことの蓄積にアウトプットが全く追いつかないのと、音楽を言語化することに自信が無くて思うように言語化出来ないのが課題です。音楽の言語化は、最初に後で読んで赤面するようなことも積極的に書くと宣言しちゃって押し切ろうと思ってたけど、なかなか難しいですね。なんか照れちゃう。本当はこのblogは感覚の話辺りをメインにしようと思ってたのに、すっかりパペトークに圧巻されちゃってるし。だってパーペが面白過ぎるんだもの。

音楽の言語化は、絵が描けたらいいなーと思うことが多いです。いつも視覚イメージと結びついている気がします。私の場合は。

*1:こんな日本語はございませんが、勿体無いということを異様に気にする性質を指す勝手な造語です。