ジークフリート前編/コペンハーゲン・リング

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さてコペハンリングレポ、お待ちかねの*1ジークフリートです。ジークフリートは後半に書きたいことが集中しているので、前半はあっさり行きましょう。Act1、ミーメのお家はデンマークのごく平均的な現代家庭をセット用に可愛らしくした感じ、1階がリビングダイニング、地下が鍛冶屋の工房、屋根裏がジークフリートの子供部屋になっています。このセットが上下してその都度クローズアップされる区画が中央に来るようになっています。

ジークフリートの部屋は現代っ子らしくギターやおもちゃがいっぱいで、態度も反抗的なティーンエイジャーといったところ。ミーメのキャラがなかなか秀逸で、カーディガンを羽織った白髪の小柄な老人でコモノ感がマッチしてます。この家を訪れるヴォータンは、ペストリー片手に孫の様子を見に来るという具合です。

結構感心したのが、Nortungの鍛錬シーンで作業姿が真似じゃなくてちゃんと腰が入ってるんですよ。普段から粘土を相手に格闘してるだけあるなあと。どうでもいいですか。全くどうでもいいですね。というわけで今日は"Nothung, Nothung!"の動画を貼ってみます。

ミーメもDVDと同じ組合せですが*2、音源は違うソースです。気に入ったら続きもどうぞ。

Act2はあんま書かんでおきます。Act2で私はすごく気に入った演出がひとつありますが、観てのお楽しみということで。え?ヒント?タイトル画像のあいつですよ。とりあえず前編はNortungの動画を貼れただけで満足です。例のごとく舞台写真がこちらで見れます。
http://www.old.kglteater.dk/ringen/uk/om_ringen_siegfried_fotos.html

*1:誰が待ってるんだ?

*2:この2人は声質が似ているので音だけだと一瞬どっちか分からなくなりますね。